女性によくある貧血。健康診断ではHb(ヘモグロビン)の値を見ます。
医師に大丈夫と言われた。でも!!鉄欠乏状態の可能性があるんです。知っていましたか?
極端に言うと、最低限の生命維持に必要な鉄が足りているかを見るのがHb(ヘモグロビン)です。ではなぜ、鉄欠乏状態つまりは隠れ貧血のお話をするのかというと…。
実は鉄分というのは、生命の維持以外でもたくさん消費されているんです。
まず、脳の神経伝達物質!この材料の一つが鉄分なんです。
そもそも、運動も学習も大切な心もそれをつかさどるのは脳です。
その脳の神経伝達に使われる鉄が足りないなんて、これはかなり問題です。
少しお話はそれますが、最近周囲のお子さんたちに「かんしゃく」「落ち着きのなさ」「集中力のなさ」など、発達障害といわれるような症状がつよい方々がいます。
「今までそんなことなかったのに…。うちの子急に発達障害になったの??」そうおっしゃるお母さんへ。
それは、もしかしたら鉄不足が原因かもしれません。
大体、鉄不足のお子さんにはそのほかにも共通点があります。以下の通りです。
例)「お肉が好きじゃない」「食が細い」「頭痛」「腹痛」「爪かみ」「チック症状」「朝起きれない」「体力がない」「氷を食べたがる」「爪がスプーンのように反り返っている」「足がむずむずする」など…。
痛い採血をしなくても、こんな症状があった場合、ほぼ隠れ貧血があると思ってよいと思います。
鉄をはじめとした栄養の補給で症状が改善するお子さんがたくさんいました。(もちろん個人差はありますが。)
こんな症状がなかったとしても、鉄の貯金はたくさんあったほうが身体にとってお得です。
では食事で鉄分を補給すればよいのでしょうか。
確かに食事は大切です。
でも実は、隠れ貧血がある場合、鉄の貯金をためるまでには、鉄剤をたくさん飲んでいても3か月以上かかっているのが現状です。一通り使って、そこから余ったものが貯金されるわけですから、それだけ色々と消費するところがあるとも言えますね。
食事だけで粘るよりも、あっさりとサプリメントを利用するのが得策かもしれません。
サプリでも3か月以上かかるのですから。無駄な時間はもったいないですよね。
そして、鉄分を利用するためにビタミンB群を一緒に摂取することも大切です。
ここで女性の話に戻ります。
女性もお子さんの話と内容は同じですが、そのほかに2つ。
まず1つ目、女性は生理があるため、鉄分は一番失われやすいということ。
2つ目は、鉄分は妊活にも大切ということです。
今、不妊治療において貧血治療が注目されているそうです。
また、女性が出産するとき、生まれる赤ちゃんに自分の肝臓にためている貯金からたくさんの鉄分を与えます。
お母さんに鉄分の貯金がないと、お子さんにあげられません。
鉄分を十分に補給して、赤ちゃんにたっぷりあげられる身体になったら、赤ちゃんも来てくれやすいのかもしれませんね。
先ほども言いましたが、鉄の貯金は鉄剤をがっちり飲んで治療している人でさえ3か月以上かかります。
鉄分の補給が必要であること、伝わったかな…。