【卵と鶏どちらが先か…】

現役看護師であることが生きがいであるのか、勤務したいという気持ちがぬぐえず小児科のクリニックで今も変わらず働いています。

Rosemaryこどもカウンセリング運営者としては、そこに専念したいところですが、自身の心身のバランスも必要で、長い事病院に属して生きて来たので、この「属する」というのが安心になっている自分がいます。公務員ではありませんが安定収入という意味でも落ち着きはします。

そんななか、細々と空いている時間で少しずつしかできていないのですが、カウンセリングも進めています。ホーム画面にもリンクを貼っていますのでご希望の方は是非。私が予約システムを使いこなせていないのか、結局直接お問い合わせをいただくことになったりしていますが、めげずにご予約いただければ幸いです。

さて、本日の題名の件ですが…。カウンセリングでいつも思うのですが、不登校のお子さんにしても、不登校になった最終的なきっかけはなんとなくわかるかもしれません。しかし、原因は一つではなく、複雑に絡み合っていることや、子育てとして本人に必要な手助けが成されていないことや、親の生き方や思いグセの影響、親の幼少の頃のトラウマに至るまで、非常に複雑に絡み合っていることが、本当に多いです。どっちからお話した方が良いのか迷うことがあります。親が先か、子が先か…。

お子さんも、親御さんも、誰にも言えない本当の気持ちを吐露するだけであれば、十分な傾聴で良いかもしれません。
しかし、お話を伺っていくうちに、先ほどもお話した複雑に絡み合っているところを解きほぐしていかなければ解決の糸口をつかめないという壁にぶち当たってしまうのです。

問題はそこなのです。結局ご家族のだれか(特にお子さん)に困りごとが生じた場合、たいていご家族丸ごと細かく分析をする必要があります。そこに踏み込む決心、覚悟が持てるのかという事です。

カウンセリング、お子さんか親御さん。卵か鶏、どちらが先か…。

答えはですね、私が思うに、どっちが先でもいいので、これはチャンスととらえて、ご家族一緒に取り組んだ方が良いという事です。

私がお仕事でお世話になっている、長沼睦雄先生のところでは、お子さんを連れてきたはずが、やっぱり自分も診て欲しいと受診されるご家族が多いそうです。
その方が話も早いわけです。一つの悩みも問題もない親なんていないのですから。

そのために、私も非力ながら親子カウンセリングのコースを残し、力の限りやっております。

そして、私が水上心志先生にご伝授いただいた、「マジックハンドコミュニケーション」も取り入れております。いずれはセルフケアとして皆様に習得していただきたい内容ですが、ひとまずデモンストレーションを兼ねて行っております。
世の中には言霊とか念とか、身の周りに様々なエネルギーがあって、心配、恐怖、その他いわゆるトラウマなどの負の感情に伴う負のエネルギーが身体にこびりついたり溜まったりします。それを一時的に開放するための、脳への働きかけ、その技法がマジックハンドコミュニケーションです。痛くもかゆくもないこのマジックハンドコミュニケーションを受け、なんとなく心が軽くなったり、ギューッとしていた心が広がったりするのをカウンセリングと共に感じていただけたら嬉しいです。

「こんなこと話しても解決しないはず」「相談したのに自分が悪いって否定されたらどうしよう」など、カウンセリング前からこびりついている負の感情を外すことから始めましょうね。きっとお話しやすくなりますよ。(^^)v

で、ですね、私のところに来ていただく(Onlineですが)その他の利点は、必要であれば児童精神科医の長沼睦雄先生やベテラン臨床心理士・公認心理師の水上心志先生へお繋ぎすることができるという事です。※紹介はできますが予約や診察の順位を早める力はありません。
とにかくお二方ともとても優しく素敵な先生です。

ひとまずこびりついた負の感情やエネルギーを解放し、家族で取り組む必要があるかゆっくりとお話して検討してみませんか…。

投稿者: rosemary@olivenurse

看護師歴20年。保健・養護教諭免許。公認心理師。