【脳の休息】

「休んでもなんだか疲れが取れないな…。」「なんだか頭がすっきりしないな…。」そんな時は、脳の疲労、慢性的な脳の炎症について考えてみましょう。
心身に内・外側から加えられるストレスが長期化することで起こる脳の炎症は、結構頑張らないと回復しない、少々厄介な状態なんだそうです。どんな内容であれ、ストレスが長期化すると脳の炎症につながるそうです。そして意外なことに、楽しい事や好きなことであっても、夢中になりすぎて疲労を感じにくくなっている状態であればそれは一種のストレスなんだそうです。楽しいことがストレスになりうるっていうところが、ほんと、バランスなんですよねぇ。

それでは、その脳の炎症を抑えるにはどうしたら良いのでしょうか。
脳の炎症で動けなくなるほどの慢性疲労症候群になってしまう前に、いかに日ごろから脳のケアをするのか、というのが大切になります。ざっくりですが、以下に挙げることが対策といえます。

１．当たり前ですがストレスを遠ざける。
２．睡眠の質向上や生活リズムの改善
３．上咽頭の炎症を予防する（具体的には鼻うがいですかね）
４．良質な食事にオメガ３系の食材も取り入れておく
５．腸内環境を整える
６．適度な運動と休息

ご覧のとおり、特に変わったことではありません。しいて言えば、３番目の上咽頭の炎症というのが珍しいかもしれませんね。このあたり、話せば長くなりますので、また今度お話します。　
とにかく、自分の持っている治癒能力を生かすために、心身を整えるのが一番の近道と言えます。