【病棟看護師時代の思い出】

最近は、クリニックの看護師や公認心理師としてのお仕事をさせていただくこともあり、幸せな限りです。
ありがとうございます。😊
そんな中、思い出すのはずっと昔の病棟看護師の頃の事が多くて不思議です。
短期記憶が弱まっているだけかもしれません。😅
以前、こんな事がありました。
私は看護師2年目の時、整形外科の病棟にいました。
ある時、緊急入院がありました。
左の大腿骨頚部骨折の患者さん、とだけ聞いていました。
患者さんのお部屋に向かうと、ベッド上に正座をして、申し訳なさそうに深々と頭を下げる、年配の女性がいました。
「ん?…えっ!…あれ??脚は…せ、正座??😱」
思わず「痛くありませんか?」と聞いたものの、あっさり「ええ、大丈夫です。」との返答を受け、こちらが驚いてしまうという。😅(笑)
あの時は、見ている私の方が痛かったです。😂
今思えば、骨折という身体からのサインが脳🧠に伝えられたあと、脳🧠が痛みをブロックすることにしたのかも知れません。そのお陰か、その方は無事病院に運ばれ、ショックなども起こさず大事には至らなかったのかなと。🤔
そう考えると脳🧠ってすごいですね。
痛みを止めてしまうことが出来るのですから…。
それを人間の特性とするならば、脳🧠がバグを起こしてしまう前に、痛みというサインを丁寧に扱う事は、とても意味のある、大切な事なんだろうと思いました。
皆さんは骨折しても、正座で謝ったりしないでくださいね。ナースが驚きますから。😆

投稿者: rosemary@olivenurse

看護師歴20年。保健・養護教諭免許。公認心理師。