【沖縄の台風対策について】

沖縄に移住して8年が経ちます。

来沖して初めの頃は「夏の沖縄、素敵だわ～。」なんて、のんきにしていました。
しかし、周囲の方々から台風の備えについていろいろ教えてもらって準備しました。

まず食料を！
思いついたのは野菜にお肉に、ええとそれから…。でも、これは間違いなんです。

沖縄の方は台風情報について敏感です。進路や大きさに合わせて、停電が起こりうるか予測します。
そして、停電の可能性が高い場合は、冷凍しているものがダメになってしまわぬように、まずそれらから消費します。
スーパーマーケットでは、カップ麺やパン、飲料水が真っ先に売り切れます。調理せず食べられるし、日持ちするからですね。台風前の備えにはもってこいです。そのため、この時期は、生鮮食品を買うのは控えます。

お店はありがたいことに、何日も閉店することは決してなく、食料が買えないということはまずないです。暴風が和らいだころ、さっと追加の買い物に出たりなんかもします。このあたり、かなり台風に慣れているのがわかります。ふつうは怖くて外出できませんよね。苦笑

次にガスコンロ、ガスボンベ。鍋かやかん。これさえあれば、簡単な煮炊きができるので、非常に重宝します。

そして、懐中電灯や電池も品切れになります。
どうやら、停電になりやすい地域、復旧が早い地域など、いろいろ地域差があります。
よく停電して復旧が遅い地域では、明かりは大切ですね。

学校に関しては朝6～7時までに、暴風警報が解除になるかどうかで、登校するしないが決まっていて、TVやラジオでもお知らせがあるほど、連絡体制が整っています。
たいてい、公共交通機関が止まれば、学校もお休みです。

避難所も早めに開設され、独居のお年寄りも安心です。

今回の台風6号はどうなるかな。
とりあえず、暴風雨の間、過ごせるだけの準備は終了。
しずかに、時が過ぎるのを待つこととします。