【Rosemaryこどもカウンセリング】

7月からRosemaryこどもカウンセリングとして、カウンセリングを開始しております。

カウンセリングと言っても、基本的には『お子さんのお話を遮らず、しっかりと聴く』という感じです。

それは何故か。

それは、『しっかりと聴いてもらえている』という実感を得てほしいからです。

最近、お子さんの様子がおかしい…。そんなことはありませんか。

・最近お子さんの口数が少ない
・最近お子さんの寝つきが悪い
・最近お子さんがイライラしている
・最近お子さんの食欲が落ちている
・最近お子さんの元気がない
・最近お子さんの表情が固い
・最近お子さんの学校で何かあったようだ
・最近お子さんが攻撃的だ
・最近お子さんは周囲に叱られることが多く、不信感を抱いている等・・・。

お子さんには、受け止めてほしい何かがあるようです。

しかし、親御さんの方にもこんなことありませんか?

・最近忙しくてじっくり聞く暇がない
・子供の話が要領を得ないために内容がわからない(お子さんが言いにくそうにする)
・子供についあれこれアドバイスしてしまう
・子供の気持ちを考えると胸がいっぱいになりしっかりと聴けない
・聴いても子供の方が全然話したがらない
                   等々・・・・。

よくある話ですね…。

ここで大切なのは、『しっかりと聴く』作業です。
特別な、何とか療法ではありません。

まずは、思いをそのまま表現しても責められず、受け止めてもらえるということが大切なのです。

もちろん、お子さんの話す内容は相手の子供を責めるものであったり、自分ばかりがつらい思いをしているとか、事実とは違うことも多いと思います。
それでも、ひとまず、ここでは諭すのではなく、『受け止めること』を行います。
『(正しいかどうかは、今は置いといて)あなたはそのように感じたのですね。』といった形でお話を聴いて行くのです。

親御さんには、つらいですよね。
明らかにお子さんが間違っているとわかる内容を、指摘も諭すこともしないで聴き続けるのは。

なので、その部分だけは、少しの間私が担当しましょうね。

とはいえ、初めて会う大人(ここでは私のことですね)に、急にいろいろ話せと言われてもさすがに難しいと思います。
こどもたちが、お互い、少しずつお友達になっていくように、私も少しずつ、お子さんにとって、近くにいて、思ったことを話しても、自分の心が脅かされることがない安心感を持てる大人として存在できるように努めたいと思います。

オンラインではありますが、初めは何度かお会いしてみて、お子さんの様子に少しずつでも良い変化が現れるようでしたら、このカウンセリングをその後も状況に合わせてご利用ください。
信頼関係ができるようになりましたら、本人がストレスが溜まってきた時や、話したくなったら予約といった感じで、たまに『息抜きの場』としてご利用いただけると幸いです。

大切なお子さんの、信頼できる大人の一人になれますように…。



投稿者: rosemary@olivenurse

看護師歴20年。保健・養護教諭免許。公認心理師。