【和のこころ】

高校生の頃、私は茶道部にはいっていました。
小さなころから憧れがあって、ずっと習いたかったのですが、季節に合わせたお着物やお稽古代など考えると、簡単には通うことができませんでした。

でも、憧れというのはなかなか消えることはありません。
このあたり、じっくり待てる性格が功を奏したかもしれません。

高校入学と共に、茶道部に入ることにしました。
何年たっても本当に好きなものは変わらないんですよね…。

高校では週に一度、お家元の先生が通ってきてくださって、お茶の心とお点前を指導してくれました。

習っているときは、おしとやかにしているのですが、お昼休みにお湯を沸かしたり準備をしているときには、足を崩し、お菓子をこっそりつまんで簡単に点てたお茶をみんなでこっそりいただいてそれはそれは楽しかったです。そして毎度顧問に見つかっては『お行儀が悪い！』と叱られていました。それも、懐かしい、青春の思い出です。

さて、急にどうして和の心なんて言い出したかというと、きっかけは簡単です。

私の大好きな俳優さんある『佐々木蔵之介』さんが出演されているドラマで、蔵之介さんがお茶を点てるシーンがあったからです。めっちゃ単純です。

一つ一つ丁寧にするお作法は、心を落ち着け、今に集中できるというか今はやりのマインドフルネス瞑想にもつながるように思います。

心がそわそわするときには、なかなかお茶を点てようとは思えないかもしれませんが、お茶を点てているうちにこころが整っていくことがあります。

今回はお点前のセットを載せてみましたが、どうぞお自身の心を整える為のものを一つでも多く手に入れておきたいですね…。